【何故10円玉が動くのか】こっくりさんの仕組みとは?

心理学
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【何故10円玉が動くのか】こっくりさんの仕組みとは?

10円玉に指を置いて質問すると、ゆっくりと動き始める。最初は半信半疑だったが、目の前で起きている現象に頭がパニックに、それに呼応するかのように更にコインが激しく動く。

皆さんも一度「コックリさん」は試したことがあるのでは?

【本記事の内容】

  1. 何故10円玉が動くのか
  2. コックリさんの仕組み
  3. やってはいけない本当の理由
「こっくりさん」の仕組みと真実について話します。

それでは、以下参考にどうぞ。

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【何故10円玉が動くのか】こっくりさんの仕組みとは?

こっくりさんを試した方の中には、10円玉が動いたという人もいるのではないでしょうか。何故コインが動くのか、一体その仕組みとは?

結論から言うと、霊の仕業ではないようです。

何故動くのか、その仕組み以前に「こっくりさん」をご存じない方に説明します。

こっくりさんとは:

一般的に日本では、狐の霊を呼びだす降霊術で、「狐狗狸さん」が当て字されていて、西洋の「テーブル・ターニング」が起源とされます。

テーブルターニングとは:

参加者でテーブルを囲み、手を乗せ行うものです。主な現象は、机が傾く、移動するなど霊界の人間と意思疎通を図る儀式として用いられました。

こっくりさんの降霊術の道具:

  1. 用紙:上部に鳥居のマークを記す
  2. 鳥居を挟むように左右を「はい、いいえ」を書く
  3. 男、女、0~9の数字、五十音図を記入

こっくりさん/降霊術のやり方:

  1. 鳥居の上に十円玉硬貨を置き、参加者全員の人差し指を添える。
  2. 「こっくりさん、こっくりさん、おいでください」と唱える
  3. 「はい」に10円玉が動いたら質問する
  4. 「こっくりさん、こっくりさん、おかえりください。」と唱える
  5. 「はい」に動いたら儀式終了。
  6. 「いいえ」が続く場合は、「はい」へ促す。

※降霊術を推奨するものではなく、あくまで説明ということをご理解下さい。また、自己責任です。

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事件:

1989年、福岡県の中学校でこの降霊術を行った生徒が「天国を飛んでいる」と意味不明な発言をしました。そこにいた他の生徒も意識不明になるという事件が大きく話題をさらいました。

2013年、兵庫県の高校で、女子生徒21名意識不明過呼吸パニック状態に陥り大事件となりました。

当時、禁止にする学校もありました。

上記の内容が「こっくりさん」になります。昭和時代に火が付き、日本では社会現象になるほど影響を及ぼしました。現在では怪奇現象・心霊現象としてよく知られ、暗黙の了解として固く禁じられています。

ここまで不可解な話を聞くと、完全に霊の仕業だと感じます。

ここからが本題です。

果たして本当に霊の仕業でしょうか?

何故10円玉が動くのか

1854年、イギリスの科学者マイケル・ファラデーが実験を試みました。下(用紙)にあるもの(10円玉)より、上にある手(人差し指)が動いていることを証明、説をとりました。

精神科神経科医の森田正馬氏は自己暗示と説し、同様の見方を示したようです。

これが真実ならば、

10円玉は参加者が動かしていたという事になります。

つまるところ、

意図的に動かしていたということでしょうか?

どうやら、動かしているのは間違いないようです。

厳密に言えば、潜在意識(無自覚)にある観念運動(催眠術の一種)が原因と考えられています。

簡単に言えば、

霊に憑依されたと無意識下で自己催眠をかけていることです。

動く」信じる→10円玉が反応する→「霊の仕業」と強く思う→「憑依された」と思い込む(意識不明)→「憑依されている、次は私だ」と暗示する(複数人が意識不明)

上記の流れで、複数人が同様に妄想を共有、集団催眠となります。

何故10円玉が動くのか:まとめ

  • 潜在意識の観念運動(自己催眠・集団催眠)が原因。
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こっくりさんの仕組み

「こっくりさん」は自己暗示だということを裏付ける実験が行われました。1996年~2002年放送されたテレビ番組で2班に別けて検証。

  • 信じるグループ
  • 信じないグループ

降霊術を行った結果、

信じるグループは10円玉が動き、信じないグループは反応が示さなかったようです。

具体的に、信じる班では日本の首都など、被験者が認識しているものには反応。対照的に、知識を超えた質問に対しては紙の上で硬貨が迷走しました。

更に、アイマスクレコーダーを装着。質問した後の目線を観察したところ、10円玉を動かす前に回答となる語句の文字を目で追っていることが分かりました。海外では、目隠しをするとコインが迷走したそうです。

また、

硬貨に指を置き続けると筋肉が疲労し、硬貨へ力が働く不覚筋動が起きます。

僅かな筋肉の疲労がコインに集中し動く→動いた方向へ力を無意識に動かすという仕組みです。

こっくりさんの仕組み:まとめ

  • 潜在意識(予期意向)…無意識下で意識が動くこと。
  • 不覚筋動…同じ姿勢を続けると疲労して僅かに筋肉が動くこと。

上記2つが、原因とされます。

やってはいけない本当の理由

「こっくりさん」とは自己催眠術です。そして、引き金は「潜在意識」となります。

顕在意識では、「意思決定・選択/判断・願望・悩み」を司っています。潜在意識では、「記憶・習慣/思考パターン・人格・生命の維持」を司っています。

この図から理解できることは、

人間が日々を意識的に過ごしている割合は僅か5~10%で、日常生活の殆どは、90~95%無意識で成り立っていることが読み取れます。

生命維持をするため、驚いて逃げたり、叫んだり、強いストレスを感じることによって意識を失うなど自己防衛が働きます。

絶叫マシーンやオバケ屋敷も同様です。「怖い」と潜在意識が強ければを打ちます。恐怖を克服するために絶叫、大きく息を吸って酸素供給、脳を楽しいと錯覚させ落ち着こうとします。度が超えると絶叫以前にストレスで意識を失います。

「こっくりさん」の場合は、「動く」と信じることで自己催眠をかけ、それが複数の場合は連鎖し集団催眠という仕組みです。

やってはいけない本当の理由:まとめ

  • 潜在意識に無意識に自己催眠を働きかけているため。

まとめ

【何故10円玉が動くのか】こっくりさんの仕組みとは?

1.何故10円玉が動くのか?

潜在意識による観念運動(自己催眠)が原因。

2.こっくりさんの仕組みとは?

  • 潜在意識(予期意向)…無意識下で意識が動くこと。
  • 不覚筋動…同じ姿勢を続けると疲労して僅かに筋肉が動くこと。

3.やってはいけない本当の理由とは?

自己催眠の根底はコントロールできない「潜在意識」であるため。

以上でまとめとなります。

ここまで記事にして言うのもなんですが、実は「怖い」は脳に良いよいわれます。

厳密に言えば、疑似体験をすることです。

それでは、最後までご覧頂きありがとうございました。

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