宮城県の怪談!祟られる心霊スポットの怖い話
宮城県は幽霊が出るだけでなく、口に出すと祟られる心霊スポットの怖い話や、霊能力者が「遊び半分で来たらあの世に連れて行かれるから行くな」と忠告した心霊スポットがあるようです。宮城県仙台市の関山トンネルや八木山橋の心霊スポット、解読するとあの世に連れて行かれると言われる「乙女の祈り」の怪談、今はもう廃業して誰もいない旅館「ホテル湯泉楼」の祟られる心霊スポットの怖い話など、以下でご紹介していきます。
宮城県の怪談や心霊スポットの怖い話は更新していく予定なのでお見逃しなく!
解読するとあの世に連れて行かれる!?乙女の祈りの怪談
日本三景と名高い松島には、解読するとあの世に連れて行かれると言われる、乙女の祈りという怪談があります。言い伝えによれば、ある男女の交際関係のもつれから、この地で自ら命を絶った少女が切り株に遺書を彫ったと言われています。「乙女の祈り」という美しい表現とかけ離れたとても恐ろしい怪談です。言い伝えはこれだけでなく、乙女の祈りを解読した人があの世に連れて行かれてしまった過去もあったようです。切り株に残された遺書が以下の文になります。
コノ時ヲモッテ己ノ限界ヲ知ッタ
大自然ニ生キルイギヲ失ウ
己ハ死ヲ持ッテ
コレヲ征服セネバナラナイ
昭和四六 ニ 一男
切り株に残された遺書「乙女の祈り」
ちなみに、少女は近くの岸壁から海に身を投げたとも松の木で首をつったとも言い伝えがあるみたいですが、もともと自ら命を絶つまでに至らなかったという情報もあります。しかし、周囲にある松の木を見渡すと、切られた松の木は遺書が彫られたこの木だけです。これは憶測ですが、もしかするとそういうことかもしれません。
松島
こんな怖い話もあります。数十年前、地元のテレビ局が「乙女の祈り」を取り上げたところ、レポーターを担当した女性が放送後、車で関山峠を運転していました。すると隣を走行していたトラックが急に横転、車ごと女性レポーターは押しつぶされてしまいました。お盆中に起きた事故のようです。そうそう、ところで1つ言い忘れていることがありました。松の木に残された遺書「乙女の祈り」は声に出して読んではいけないみたいです。もしかして声に出してないですよね?
幽霊目撃が後を絶たない関山トンネルの怪談
宮城県仙台市と山形県東根市を結ぶ関山峠にある旧関山トンネル(関山隧道)は、1960年代から女性の幽霊が目撃されて以来、有名な心霊スポットです。少し違う部分がありますが「フッと消えてしまう」ところが共通点で、特にタクシー運転手の間で有名な怖い話です。関山トンネルの怪談は次の通りです。
関山トンネルに向かう道の途中、1人ポツンと手を上げる女性をタクシー運転手は見つけたので車に乗せた。後部座席に座る女性に行く先を尋ねる。「作並温泉の〇〇病院まで」と、女性が応えた後、運転手は関山トンネルを抜け、目的地の〇〇病院へ向かった。作並温泉の街まで来たタクシー運転手は、ルームミラー越しに後の座席を確認した直後、危うくガードレールにぶつかりそうになり、急ブレーキをかけた。それもそのはず、さっきまで後部座席に乗っていた女性が忽然といなくなっていた。後ろの座席を調べると、女性がいた場所はぐっしょりと濡れていた。
この怪談は、少し違う部分はあるものの、「フッと消えてしまう」ところは共通していて、タクシー運転手の間では有名な怖い話です。どうやら、1958年ごろ、関山峠で病院に向かう途中の母子交通事故が起きて以来、女性の幽霊が出るようになったそうです。ここ数年前では、別の幽霊の目撃も相次いでいて、主にバイカーの間で噂が広まっています。ツーリングで関山トンネル内を走行中、いるはずのない女性がバイカーの腰にしがみついていた。前方を走るツーリング仲間の後部座席に知らない男性がまたがっていて、後方を走るバイカーにニヤリと笑った。いずれの話も関山トンネルを抜けた瞬間、忽然と消えてしまうそうです。関山トンネル付近は、交通事故多発エリアとしても有名ですが、幽霊に連れて行かれないようにお気を付けください。
宮城県仙台市には、関山トンネル以外にも怖い場所があります。それが身投げの名所で良く知られている八木山橋です。山間部にあって、昼間は通勤者や観光客で賑わう八木山橋ですが、夜は静かでまるで別世界です。夜間に橋から下を覗けば、吸い込まれそうになるような感覚に陥ると言われているようです。それでは、同じく幽霊目撃が多い「八木山橋」にまつわる怪談をご紹介します。
無数の白い手が誘う八木山橋の怪談
宮城県仙台市で、身投げの名所としてよく知られている八木山橋。身投げが多い理由は、橋の高さにあります。橋から下に広がる竜の口渓谷までの高さはおよそ70メートルあって、身投げすると助かることはありません。幾度となく落下防止用フェンスが設置されましたが、およそ2メートルあるフェンスをよじ登ってまで身投げする人が後を絶たないようです。八木山橋での身投げ問題はまだまだ課題が残るようですが、どうしてここまで措置をしているのに後を絶たないのでしょうか。ここ八木山橋では、橋の下から無数の白い手が伸びきて、何かに誘われるように引きずり込まれるという怪談があります。特に、霊感が強い人はこの錯覚に陥りやすく、フェンスに近づくだけでも体調を崩してしまうようです。
橋を歩いていると、うめき声や誰かが耳元でボソボソ話しかける声が聞こえる。写真を撮ると背後に女性の霊らしきものが写る。顔がつぶれた男性が橋の上にいる。以上のような幽霊目撃が頻繁にあるようです。どうやら橋の下には供養する祠があって、花が供えられているようですが、これ以上八木山橋で悲劇が起こらないように祈りたいものです。
祟られる心霊スポット!ホテル湯泉楼の怖い話
全国的に有名な鳴子温泉の中に、今はもう営業していない廃旅館「ホテル湯泉楼」があります。ホテル湯泉楼(ホテルニュー鳴子)は昔、火事があって多くの宿泊客が亡くなってしまった過去があるようです。そのため、今でも彷徨う幽霊が無数にいて、霊感のある人は入り口に近づくだけでも引き返してしまうと言われています。
全国的に有名な心霊スポットとなってしまったホテル湯泉楼ですが、過去に多くの霊能力者がこの地へ訪れては、口を揃えて次のように忠告をします。
「絶対に、このホテルに立ち入ってはいけない」
霊能力者
幽霊が出る心霊スポットになってしまった廃旅館「ホテル湯泉楼」ですが、どうしてそこまで霊能力者たちが念を押すのでしょうか。どうやら、この旅館の何処かに、ダイヤル式の電話が置いてある部屋があって、電話線がつながっていないのに鳴るようです。もし、受話器を取ってしまった場合は祟られるか、最悪、命の保証はないという怖い話があります。くれぐれも冗談半分で行ってはいけない心霊スポットです。
まとめ
さて、宮城県松島にある乙女の祈り、仙台市に位置する関山トンネルの幽霊、無数の白い手が橋の下から伸びてくる八木山橋、廃旅館「ホテル湯泉楼」の心霊スポットでまとめました。祟られる心霊スポットの怪談、怖い話は皆さんどうだったでしょうか。私は編集しながら「マジ無理だわ(泣)」と、半べそをかきながら取り組んでいました。「まだまだ余裕だよ!」という頼もしい心を持つ読者様は、北海道、青森県、岩手県の怖い話もありますので、是非お読みくださいね。冒頭で伝えたように、勇気と体力があれば更新しますのでお見逃しなく!
良かったらいいね!ツイッターフォロー!サイトの登録をお願いします!それでは、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
さて、お後がよろしいようなので。
コメント