茨城県の国立筑波大学、日本で最先端の研究が行われている筑波研究学園都市には、奇妙な怪談が多いです。有名な怪談「星を見る少女」は誰でも知っているでしょう。大学校内にある平砂宿舎六号棟の四階の窓辺から星を見上げる少女がいて、その様子に気付いた一人の男子学生が彼女に恋心を抱いた話。ある日、勇気を出して彼女が居る部屋をノックしたものの反応はなし。管理人に頼んで部屋を開けてもらうと、そこには確かに彼女がいた。しかし、男子学生が恋した「星を見る少女」は首をつった少女の姿だった。と、筑波大学にまつわる怪談は兎に角多いです。さて、それでは怖い怪談をご紹介していきたいと思います。
今回は数が多いのでテンポよくお話ししていきます。
たのしみだにゃ~
筑波大学の怪談と研究学園都市の都市伝説とは?
茨城県国立筑波大学の怪談だけでなく、筑波研究学園都市の都市伝説の奇妙な話も見つけました。最先端の研究が行われている筑波大学研究学園都市。秘密裏に進められている東京とつながる地下施設の都市伝説。「新人類創造プロジェクト」の話。どれも実に興味深いでした。さて、それでは筑波大学と筑波研究学園都市の怪談をご紹介していきましょう。
目の木
筑波大学の学校内の並木道にひっそりと立つ一本の木、通称「ゆとりの木通り」。この木の前を通る人は、誰かにじっとりと見られている気味の悪い感覚になると言われているようです。それもそのはず、この幹には枝を切り落とした跡がいくつかあるのですが、それが人の目に驚くほど似ているのです。そのため、ゆとりの木通りは、別名「目の木」と呼ばれているようです。
男子学生の幽霊
筑波大学男子寮には、午前0時ぴったりに現れる「男子学生の幽霊」がいたようです。ランニング姿でタスキをかけた姿で、壁から壁をあっという間に走り去って消えていく幽霊でした。ある日、幽霊に困った寮生は、ある名案を思いつきました。幽霊が通る道にゴールテープを貼ったのです。午前0時、いつものように現れた男子学生の幽霊、テープにさしかかると両手をあげて満面の笑みでゴール、反対の壁に消えていきました。それ以来、この男子寮にはランニング姿の幽霊はでなくなったということです。
風化老人
筑波大学一の矢宿舎の二人部屋に、風化老人と呼ばれる幽霊が現れるようです。服も肉体もボロボロの老人で、いつもボロボロの古文書を読んでいる霊らしく、人に害を与えない老人の幽霊のようです。
古文書(※イメージ)
開かずの間
筑波大学追越宿舎には女性が首を吊って亡くなった部屋があるようです。「夜になると、男子学生と付き合っていた女性の泣き声が聞こえる。」、そんな噂が出るようになりました。それ以来、その部屋は誰も寄り付かない「開かずの間」となりました。やがて、時代ともに怖い噂は風化。現在は、この部屋は改装されて何も知らない学生が生活しているようです。
赤すぎるビル
筑波大学内工学系のあるビルには、「赤すぎるビル」があるようです。話によれば、飛び降りが多いビルらしく、そのせいか、建設当時よりも赤すぎるビルとなっているとのことです。さらに、このビルの十階から見える窓の景色を見ると、亡くなった幽霊を目撃してしまう人も中にはいるようです。訪れた際は、くれぐれも窓から見える景色を見ないように。
存在しない平砂宿舎の怪談
筑波大学平砂宿舎には、存在しない二号棟があります。勿論、過去に何回も建設の計画があったのですが、いざ工事に入ると事故やケガ人が絶えないという話です。今となっては計画そのものが消えたらしく、その地には祟りがあると噂されています。
地下シェルター
筑波研究学園都市の地下には、地下シェルターがあるようです。東京都とつながっている地下道が造られているという都市伝説。どうやら、日本の中心地に「何か」が起こったとき、政治的な空白が生まれるのを防ぐために造られた地下施設と言われています。また、万が一「何か」が起こるとしたときの抜け道となっているとも言われています。例えば、スマホの緊急アラートが通知して、爆発後1秒ほどで最大半径2キロメートルの衝撃波。数千℃の高熱で人が一瞬に蒸発する世界。東京の都市が機能停止した際、「地下シェルター」を通って、筑波県つくば市の土地に避難するのでしょう。
つくば駅
茨城県つくば市
つくば市の道は研究都市として立派なだけでなく、道が真っすぐです。いつかくるかもしれない「何か」を考えた場合、とても便利な土地と言えるでしょう。平地で長い道、そう、「飛行機の滑走路」なんてどうでしょうか。飛行機を使えば、人を乗せることも物資を乗せることもできます。そう言えば、つくば市には電気店が多いです。壊れた飛行機をすぐ修理するには電気屋はとても便利かもしれません。
新人類創造プロジェクト
筑波研究学園都市では、通常では想像がつかない恐ろしい研究が行われていると言われています。それは、遺伝子工学による実験です。「人面犬」の都市伝説は、誰でも聞いたことがあるのではないでしょうか。実は、それはこの学園都市で生み出されたと言われています。さらに、「新人類創造プロジェクト」と呼ばれる計画によって生み出された「溶解人間」の都市伝説もあります。
日本百景筑波山
どうやら、遺伝子工学によって生み出された突然変異体で、体がドロドロに溶けた新人類のようです。生きるためには、月光浴として野外を散歩しなければならず、遺伝子工学研究所の近くにあるミュータントの森に夜な夜な現れるとのことです。この噂を聞きつけた若者が、ミュータントの森に侵入し、次のように話したようです。「姿は青白く、体は変わり果てたように溶けていた。まるでゾンビだった」と。正直、都市伝説であってほしいです。
筑波大学の怪談と研究学園都市の都市伝説まとめ
筑波大学の怪談、筑波研究学園都市の都市伝説をまとめていきました。筑波大学の怪談は、サラっと終わる話が多いわりに何処か不気味な印象でした。筑波研究学園都市の都市伝説にいたっては、信憑性が高すぎてちょっと震えちゃいましたね。ご紹介した以外にも、筑波県つくば市の怖い話も結構あるみたいでした。皆さんはどう感じたでしょうか。ただの迷信だと思いますか。是非、意見を聞かせてほしいですね。
他県の怖い話や実話のヤバイ話もあるので、興味のある方はチェックしてくれると嬉しいです。それでは、最後までご覧くださりありがとうございました!
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