オウマガトキの本当にあった怖い話

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オウマガトキの本当にあった怖い話

オウマガトキFILMの20万人達成記念で紹介された怖い話です。

あれから約3ヶ月しか経っていないというのに、現在のチャンネル登録者は31万人を超え、サブチャンネルの「逢魔時ノ裏通リ」では、約9万人の登録者数となっています。合計すると、僅か2年で40万人の登録者数です。

まるで実際の現場にいるような感覚に襲われるほどの臨場感、じっとりとした冷や汗、自宅のトイレが遥か彼方にあるように感じてしまうほどの怖さ。

今回は、今やホラー業界を引っ張っているオウマガトキFILMの各メンバー(以下敬称)の実際に体験した本当にあった怖い話を、30万達成を祝して、「20万に感謝!恐怖のLIVE配信」より抜粋してご紹介します。

ヒロが高校生のバイトで経験した怖い話

起:今はない狭い個人商店

当時は、さまざまなバイトを経験しており、部活にも所属していない帰宅部だった。今はない狭い個人商店でスーパーのレジ打ちのバイトをしていた。閉店(22~23時くらい)までのシフトに入ることが多かったが、夜20時を過ぎると客足は引き、30分に1人来店するかしないかくらいで店内は静かだった。精肉店や青果店、鮮魚コーナーの担当の人たちも、20時になると帰ってしまい、レジにはヒロともう1人の女性店員、オーナー室にオーナーだけが残った。店内は狭く、電気は黄ばんだ蛍光灯で薄暗かった。

承:シフトでよく一緒になる黒髪ロングの先輩

レジの女性とはシフトで一緒になることが多く、2人でよく喋っていた。当時、ヒロ(高1)の1つ上の女性の先輩。黒髪ロングを1つにまとめ、それでいて線が細く、いかにもなオーラをまとった自称霊感があるという人だった。。

ある日、喋る話題も消えかえたとき、先輩の女性がポツリとこう言った。

先輩「私、霊感あるんだよね。」

ヒロ「へー、どんなエピソードがあるんですか?」

先輩「道を歩いていたら現世の人じゃないというのが分かるし、家にもたまに、以前の住人の霊が訪れるので、お祓いではないけど『離れろ。』みたいな感じのことをやってるんだよねー。」

その言葉に半信半疑ながらも受け答えをした。。。

転:先輩の尋常じゃない様子

ジメジメした暑さの残る、お盆を過ぎたある日。。。ヒロは同じようにその女性の先輩とシフトが一緒だった。その日は生憎の雨で、店内がいつも以上に薄暗く、店内に流れるBGMも古いクラシックが流れていたので、なんとなく薄気味の悪さを感じていた。お店の場所は、大通りにあるような場所ではないため、人通りは多くない。大通りであれば、人や大型車が道路を通過すれば誤作動で開くかもしれないが、そんな場所に店は位置していない。それにも関わらず、突然店内の開閉ドアが開いた。。。当然、お客は入っていない。店の入口は、ヒロの立つレジから向かって左側に面している。

ヒロ「勝手に開きましたね。」

女性「見ちゃダメ!」突然大きな声で反応した。「こっち(私)を見て、今、(霊が店の中に)入ってきたから」続けて真顔で言った。

ヒロ「はい」面を食らったように2つ返事をした。。。

ヒロ「どうしたんですか?」ヒロは女性に質問した。

しかし、女性は俯くように目線を下げていた。その瞬間に、ヒロは冷や汗が流れだした。

女性:「見ちゃダメ。こっち見て。」時間にして数秒に感じたが、それよりも幾分長く感じた。

自動ドアが再び勝手に開いた。ヒロは横眼でドアを警戒しながら顔は女性の方に向けたまま立ち尽くすしかできなかった。

ヒロ「ちょっと待ってください、(今の出来事)マジで言ってますか?」と質問をしながら女性をみると、額には尋常じゃないほどの汗をかいていた。ヒロは信じられなかった。。。

大通りで人が多いわけでもない、車が横切ったわけでもない、ましてや誰かが来店したわけでもない。店の自動ドアがひとりでに開き、数秒後、再びドアが開いた。

結:見えない正体

先輩がポツリポツリと話し始めた。話によれば、自動ドアを開いた時、主婦のような普通の格好をした女性(霊)が入店してきて、あたかも買い物をしているかのように店内の鮮魚コーナーや精肉店を物色していたという。一通り物色し終わると、ヒロが居るレジの方へその主婦のような女性(霊)は、ヒロの顔も同じく物色するように見て店内を出て行ったとのこと。。。

先輩「ヒロ君、反応していたらヤバかったよ。もうちょっと(主婦の滞在時間が)遅かったら、(私たちが霊の存在に気付いているのを)気付かれていたよ。」

ヒロはそんなことよりも、一緒にレジ打ちのバイトをする女性の先輩がマジマジとした剣幕で話す声が怖かった。。。

※ヒロ(敬称)の体験した怖い話が、他にも紹介されていました。気になる方は動画のご視聴をおススメします。

トモの高校卒業後勤務した場所で起きた怖い話

起:初めての深夜作業

昔働いていた場所での話。高校卒業後、電気工事の仕事をしていた。とは言え、家庭用のエアコン取り付けをするような作業ではなく、古くなった電線を張り替えたり、電柱から建物までの電線の新設、張替、電柱を立ててそれに電線(ケーブル)を張るという作業をする外線工事員だった。その作業だが、稀に昼間だと電気を止めて国道沿いの外線工事を出来ないところがあった。そのため、人がいない深夜の時間に作業をすることがあった。運悪く、トモが作業する場所も、深夜作業をしないといけないところだった。深夜作業を行うため、その日の早朝に出勤する。そうして深夜になる前日に古い電柱から新しい電柱を何本か立てて用意しておき、電線や変圧器を移設する作業をした。トモにとってその深夜作業は初めてのことだった。

承:忙しい下回り

朝8時に出勤して17時まで深夜作業の段取りをする。一旦帰宅して再び21時に出勤したら次の日の昼まで作業をする、という骨の折れる仕事だった。当時、トモは入社してまだ間もなく、「下回り」という電柱の上で移設作業を行う人に、工具類を渡す役割をしていた。21時に作業がスタートし、電柱を5本移設する作業が始まった。移設する5本の電柱の両端から、それぞれ2組に別れて作業に取り掛かり、最後中央で2組が合流して工事完了という流れだった。トモは、一番左の作業の下回りにつき、一本の移設作業が終わるたびに工事用の大きな照明を右へと動かした。。。

転:照明いります?

しかし、次(左から2番目)は飛ばして、3本目の電柱の移設作業に入る。作業を行う前に先輩に「なんで2本目の電柱は、(移設工事)しないんでですか?」と尋ねると「色々あるんだよ」と、はぐらかすように返答された。1番左端の工事が終わり、移設工事をしない2本目の電柱をとばして3本目に照明を移したところで、何の気なしにふっと2本目の電柱があるところを振り返った。電柱の下に人影が動いているのが見えた。その人影は電柱を登ろうとしているようにも見えた。トモは下回りの作業が忙しくて、すっかり先輩の話を忘れていた。そのため、先輩が次(左から2番目)の電柱にいるのかと勘違いをして、人影に向かって「照明いります?」と声をかけた。2回ほど同じように声をかけたが、返答がないので3本目の移設作業に移った。

結:先輩との会話

予定通りに作業が進まず、時間に間に合うか微妙だった。そのため、トモも電柱に上がって作業を手伝うよう指示をされた。電柱を登り切って、作業をしている先輩のいるところまで辿り着いたところで、2番目の電柱が気がかりになり、ずっとそっちの方を見ていた。。。「あっち見なくていいから、作業に集中しろ」という先輩の声に、はっと目線を戻し作業を手伝った。結局、作業は予定していた朝の5時になんとか終了。そこから電力会社の人が朝の9時にくるため、それまで待機となった。。。朝食を食べて、2時間ほど仮眠する前に、一緒に作業をしていた先輩が言った。「お前、何か見えたの?」トモは、作業中に電柱の上に登っていく人影を見たことを話すと、「あそこの電柱、俺らの中で呪われた電柱と呼ばれている。。あの電柱で、今まで3人足場ボルトにロープをかけて首を〇っている」と教えてもらった。。。また、その電柱を移設しようとするたびに、作業員がケガをするという理由で移設できないようだ。しかし、あの電柱はいつかは老朽化によって必ず撤去しなければならない。

後日談

トモは例の電柱の撤去作業をすることになった。しかし、上って作業をしていたところ突然、電柱の上で命綱一本をつけたまま失神してしまった。トモ曰く、もしかすると、あの電柱はあっちの世界に行くように誘っている電柱なのかもしれないとのこと。

トモ(敬称)は怖い話があったようですが、時間の都合上、話せなかったようでした。これまで数々の怖い話を聞いてきましたが、他にも怖い体験談があるなんてすごいですね。。。

Tが体験した枕元に座る老婆の怖い話

今回もヤバい恐怖を視聴者にお届けしてくれたのが、T(敬称)。ヒロも怖すぎて、途中で「怖いよ」と口からこぼれしてしまい、あまりの内容に、ヒロがTの通訳をしなければいけない状況に。。。視聴者からも「かなり怖い」というコメントが多く寄せられていた。

枕元に座る老婆【自己責任

【語り】T、【通訳】ヒロ、【冷やかし】トモ

おまけとまとめ

3人の出会い

3人の初顔合わせは、地元の喫茶店。ヒロさんが言うには、Tさんは無口で怖い印象。トモさんは話し易くフランクな人だったようです。トモさん達から見たヒロさんの印象は、しっかりして出来た人という感じでした。

その後、その喫茶店で意気投合してオウマガトキFILMが結成!ではなく、その後お互いにSNSで心霊のユーチューバーの募集をかけた結果、ヒロさんと殆ど同じ感じの募集コメントを発見。これが実はトモさんで、キセキ的に再会、そして結成となったようです。Tさんは、2人が初投稿した動画の後に参加、3人でオウマガトキFILMが本格的に始動しました。

オウマガトキFILMのメンバーのサプライズで、ゾゾゾの皆口さんから電話で直接20万人のお祝いの言葉をもらっていました。

どうやらオウマガトキFILMとゾゾゾが直接電話で話すきっかけとなったのは、「ゾゾゾの100回記念の日に、お祝いの言葉をオウマガトキFILMさんから頂いたお礼」ということのようでした。

皆口さん曰く、ゆくゆくはユーチューブを見ていない人が、オウマガトキFILMを通して増えてほしいとお話しされていました。

機会があれば、今後コラボも考えているようですよ!因みに、落合さんもオウマガトキFILMが好きで見ているようです。

会話の途中では、「ゾゾゾ」の宣伝もしっかりしていました。流石、皆口さん(笑)

日本だけでなく世界からも注目されている「オウマガトキFILM」

投稿品度が少ない割にクオリティが高いため根強いホラーファンが多く、約1年と6ヶ月で登録者数20万人を達成という驚異。その半年後、30万人を超えました。

サブチャンネルと合わせるとチャンネル登録者数が40万人を超えています。

ここまで至るのに、視聴者さんも知らないご苦労があったかと思いますが、オウマガトキFILMさんがどんどん有名になってとても嬉しいです。

これからも動画配信を楽しみにしています。どうぞお体をご自愛下さい。

それでは、最後までご覧くださりありがとうございます。

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