北海道にある怖い話や心霊スポットを紹介していきます。有名なものからまだ知らないであろうものまで調べてみました。あなたはいくつ知っているでしょうか?
【本記事の内容】
- 支笏湖(しこつこ)
- 映画にもなった踏切事故の怖い話
- お菊人形
以上の流れでご紹介していきます。それでは早速見ていきましょう!
北海道にある心霊スポット支笏湖の怖い話とは?
地元の人ならよく知っている北海道の有名な心霊スポット支笏湖(しこつこ)。ここではいくつか怖い話があります。支笏湖は「しこつこ」と読みますが、漢字で別名があります。それが「死骨湖」です。噂によれば、たくさんの骨が沈んでいる湖だと語られているため死骨湖と呼ばれているそうです。多くの骨が湖の底に沈んでいる理由として、ここで命を絶ってしまうと湖の中にある藻にからまって体が浮き上がることができなくなってしまうからだと言われています。そのため、夜にここで写真を撮ると数えきれないほどの手が一緒に写ってしまうようです。
支笏湖(しこつこ)
突然ですが、「100キロばあさん」をご存じでしょうか?一応説明しますと、車でドライブしていると100キロ以上のスピードで追いかけてくるおばあさんが現れるというもの。追いつかれたくなければ、曲がり道があれば逃げ切ることができるとされています。100キロばあさんは真っすぐにしか走れないため、逃げ切ることができるとのこと。今のところ追いつかれてしまうとどうなるのかは分からないです。それはもしかすると、そう言うことかもしれませんね。100キロばあさんと同様、車を追いかけてくる「ツインカムおじいさん」と呼ばれる怖い話もあるようです。100キロばあさんの噂はまたたくまに全国に広まっていますが、ただ車の横を抜きさっていくだけだという語りもあります。話も心霊好きじゃなくても一度は耳にしたことがあるこの怖い話。実は、発祥の地はどちらも支笏湖です。
他にも、支笏湖の周辺を夜にドライブしているとヘッドランプが片方切れているセリカの車が事故を起こすまでピッタリとくっついてくる「片目のセリカ」などの都市伝説もあります。こちらの話は怖いというか、どちらかと言うと危ない話ですね。
支笏湖にまつわる怖い話や別名をご紹介してきましたが、調べたところ本当の名前の由来は、アイヌ語で「大きな窪地」を意味するからだそうです。雄大さから観光地として楽しめる表の顔だけでなく、心霊スポットとしても楽しめる裏の顔を持つ支笏湖。是非、一度この地へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
映画にもなった踏切事故の怖い話
映画にもなった踏切事件の怖い話をご存じでしょうか。映画化された作品はさらに怖い描写となっているため、ホラーが苦手な人は勇気がいりますが心霊好きなら見応えありの作品ですね。結論から言ってしまえば、映画化された怖い話というのは「テケテケ」のことです。
テケテケの起源となった場所は、北海道某所のとある真冬の踏切。その日は、生憎の猛吹雪で視界が良くなく、視界は真っ白の世界。当時、列車を運転していた運転手は、線路を通行している女性に気付くことができず、女性をはねてしまった。女性の体は上半身と下半身、真っ二つになってしまう。女性をはねたショックと、体が二つに引き裂かれる様子を目撃してしまった運転手。急いで列車を止め、猛吹雪の世界へと飛び出した。運転手は心の中で助かる見込みはゼロだろうと思いながらも、女性を探した。ところが、〇体どころか血の跡もない。「きっと悪い夢を見ただけだろう。」運転手は、自分に言い聞かせるように再び列車に乗り込もうとした。その時、「テケテケテケテケ」と何かが猛スピードで這うような音と共に、運転手は足首を誰かに握られた。恐る恐る足もとを見ると、「私の足はどこ?私の足を返して!」。そこには上半身だけの女性がいた。本来なら即〇の踏切事故。天気は猛吹雪、幸か不幸かあまりの寒さで傷口が凍ったため、それから長い間女性は這いずり回り、下半身を探した。その後、上半身は手厚く葬られたが、下半身はいまだに見つかっていない。こうして、全国を巡って下半身を探す女性が現れるようになった。これがテケテケの怖くも悲しい話だ。
お菊人形
北海道の岩沢市にある専念寺(せんねんじ)にお菊人形とよばれる人形が安置されています。古い着物を着た身長40センチほどの市松人形です。目は黒一色で、少し口を開けて笑っているようにみえますが、どこか固い表情な人形のようです。どうやら、口はもともとは閉じていたらしく、日本人形でよくある髪の毛が伸びるとのこと。もともとおかっぱほどだった髪の長さも、人形の腰のあたりまで伸びているようです。このお菊人形について調べたところ、由来や歴史がありました。それが以下の内容になります。
大正7年8月15日、札幌で行われていた大正博覧会に見物に行きました。当時17歳だった男性は、2歳の妹の菊子(きくこ)ちゃんにおみやげとしておかっぱ頭の日本人形を買いました。家にかえってから、その人形を受け取った菊子ちゃんはとても喜び大事にしたようです。ところが、それから約半年後の1月24日。風邪をこじらせてしまった菊子ちゃんは3歳という幼い年齢で亡くなってしまいました。お葬式の際に、よく可愛がっていた人形も一緒に棺(ひつぎ)に入れてあげようと思った兄(当時17歳)でしたが、どういうわけか何処を探しても人形を見つけることができませんでした。葬式が終わったある日、あれほど探しても見当たらなかった人形が突然お菊ちゃんの部屋で見つかったのです。菊子ちゃんの兄は、不思議に思いながらも、その人形を菊子ちゃんの写真と一緒に仏壇に飾るようにしました。兄は毎日かかさず仏壇に手を合わせました。とある日、お菊ちゃんの兄は一緒に飾っている人形に異変を感じました。髪の毛が伸び始めているのです。お菊ちゃんの兄は戦争へ出兵しなければいけなくなり、専念寺(せんねんじ)へ菊子ちゃんのお骨と共に人形を箱に入れて預けることにしました。戦争が終わり、無事戻ってきた兄は供養のために再び専念寺を訪れました。久しぶりに箱を開けた兄はびっくり、人形の髪の毛はさらに伸びていたのです。驚いた兄は、再び専念寺に人形をおさめて供養をお願いしました。それからは髪は伸びることは殆どなくなりましたが、昭和57年頃から人形の口が開いて笑みを浮かべ、少しずつ顔つきもしっかりした表情になってきているようです。以上がお菊人形と呼ばれる由来と歴史です。
まとめ
北海道にある怖い話や心霊スポットは、ご紹介した通りとなります。正直、情報はたくさんあったのですが、調べて集めていくうちに怖くて泣きそうになったので、北海道篇は一旦これでまとめとさせていただきます。随時更新したいと思っていますので、お見逃しなく!
それでは最後までご覧くださり、ありがとうございました!
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