飽和する業界で勝ち残る方法
周囲の大半は挑戦者に次のように言います。無理だよ。成功しないよ。儲からないよ、その業界。彼らは何故そう言う切るのでしょうか。何故なら、思考を止めているからです。そして、体験したことがないからです。飽和するあの業界で成功する方法を教えます。
【本記事の内容】
- ある成功者の言葉
- ドリームキラーと心理学
- 飽和する業界で勝ち残る思考
それでは、以下参考にどうぞ。
飽和する業界で勝ち残る方法
現在、日本は転換期を迎えています。都市伝説や哲学、心理学とかじゃなくて、事実です。2021年、予想を遥かに上回った87万人割れの出生率という超少子化。超高齢化により拍車がかかる2020年。2050年には、人口の65歳以上の割合は6割を超えると予測されています。社会保険料収入と釣り合わない年金や医療、介護などの社会保障給付費という名の借金。国はその借金を投資家から借りて、当然利子付けで返済。国の借金は毎年1兆円規模で増えています。なので、税金で手を打ちます。すると大衆は、消費行動を制限します。
追い打ちをかけるようにウイルスの蔓延。畳みかけるようにAI技術の進化による雇用の減少の予想ときました。
21年前のあの日、老後には、3000万以上が必要と危惧され、それが見事に現実化しました。
「これは大変だ」「国(政府)がなんとかしてくれる」
二つの意見に別れました。
そして、2021年。再来しました。
「これはヤバイ、副業しよう」「国(政府)がなんとかしてくれる」
あなたはどちらへ動きますか?
副業もすでにレッドオーシャン、稼げません。それでも、一部の少数派は成功の道を着実に進んでいきます。それは、一体どんな人でしょうか。飽和するあの業界で生き残る方法を教えます。
ある成功者の言葉
元お笑い芸人のキングコングの西野さんは次のように発言しました。
「絵本業界を変える」
2016年10月21日発売された彼の作品「えんとつ町のプペル」は大ヒット。2020年12月25日には、脚本・監督をしアニメーション化しました。2021年1月時点で累計発行部数は65万部を記録しています。
現在は、会員制のオンラインサロンで大成功を収めています。
「これは凄い、天才だ」「私たちとは違うんだ」
そう、思いますか。
西野さんはYouTubeに参入後、次のように語っていました。
多くのYouTuberさんがメインチャンネルとサブチャンネルと持たれているように、遅かれ早かれ多くのYouTuberさんが「メインと有料化チャンネル(メンバーシップ)を持とう」と考えると思うんですね。
あと、半年~1年すれば普通になるとおもいます。
引用:西野亮廣ブログより
上記に付け足して、ビジネス系YouTuberはメインで浅めの情報を発信して集客。メンバー化で有益な情報届けるという仕組みになると言っています。そして、ここで大切なのが、「サブチャン」です。
西野さんが言うには、サブチャンは「発信者の裏側」要素があるので、それをいきなりメンバー化(有料化)するのは難しいということです。それは多くの視聴者の反感を買う可能性があるので新しくYouTuberとして始める場合は、取り扱い注意ということです。
「ならメンバー化やってみよう!」「本当にそうなのかな」
どう行動しますか。
そして、次のような危惧もされています。
「YouTuberは2021年に限界がくる」
単純に投稿者が増え続ければ、閲覧者の1人当たりの再生回数は、必然的に減ります。つまり、殆どが稼げなくなるということです。
「ならやめよう」「本当にそうなのかな」
どう思いますか。人それぞれ意見や思考があるので否定も肯定もしません。
ただ、これだけは言えます。
「ならやってみよう」と実践した人は成功、或いは失敗を必ずします。
なぜなら、挑戦するからです。
「本当にそうかな」そう思って他人の様子を伺って動いた場合、乗り遅れて失敗する可能性が高いです。或いは、失敗した人間の結果論だけ見て行動しません。
もう遅いです。既にレッドオーシャンなんです。
「だよね、やめとこう」「絶対無理だよね」
確かな事実を次にまとめます。
挑戦した人は、成功か失敗を経験します。そして、挑戦しなかった人はその両方を経験しません。
ああ、もう一つ大切なことがありました。
失敗は大事です。
失敗したことがない人間は、新しい挑戦をしたことがない人間である
アルベルト・アインシュタイン
「失敗=終わり」
この思考はそろそろ捨てた方が良いです。
それでは、以下で興味深い心理学の仕組みの話をします。
ドリームキラーと心理学
ドリームキラーとは、否定的な態度、言葉で相手の挑戦を邪魔しようとする人を指す言葉です。そして、その種類は3種類あります。
- 善意・悪意のドリームキラー
- 認知不協和ドリームキラー
- 自己型ドリームキラー
それでは上記で述べた3つのドリームキラーを説明します。
1.善意・悪意のドリームキラー
過去の統計や他人の結果論に基づいて他人を評価するタイプです。
実際にはその市場に参入したことがないのに、あたかも自分が挑戦したかのようにベラベラと喋る善意のあるドリームキラーです。
「善意」と付ける理由には、家族や友人といったあなたを本気で心配して無意識に心配している人間に該当する傾向が多いからです。
対称的に「悪意」には、心理学の「栄光浴」に該当する人も当然います。
他人の成功を話している自分がいかにも偉いかと錯覚している、或いは失敗した場合は「だからアイツは」と上から目線で話すような人を指します。こちらは悪意のあるドリームキラーと言えます。
2.認知不協和ドリームキラー
認知不協和とは心理学の用語で、不快感を解消するために常識的な価値観を否定し錯覚することを指します。余談ですが、これは恋愛でも作用します。
例えば、「楽して稼ぐ」という不快感を解消するために「ダメな人間の考えだ」と心理的に錯覚します。だから、挑戦しようとする人に「ダメだよ、危ないよ」とあなたが失敗しないように忠告します。一概に忠告が全部ダメとは言えませんが…。
3.自己型ドリームキラー
「私なんてダメだ」「挑戦しても失敗する」「どうせわたしなんて…」
というように自分を潜在意識レベルで否定する自己型タイプを指します。自己肯定感が低い方に多い傾向にあります。
「そんなことない、あなたは成功する。何故なら、あなたは自分の弱点を誰よりも理解している。克服する方法を一番知っている。」
人間は5~10%の意識でしか世の中を見ていません。残りの90~95%の潜在意識が人生を左右させています。
潜在意識(無意識)に刷り込ませれば、良い方向へ進みます。
そして、「引き寄せの法則」は別に魔法じゃないです。心理トリックが働いた法則です。
ドリームキラーには、過去の統計や他人の結果論に基づいて他人を評価するタイプが多いのに理由があります。例えば、テレビで有名な人やインフルエンサーが「これは稼げる」「あれはダメだ」と言います。その殆どの視聴者は「へー、そうなんだ」と思います。
そして、それ以上思考することを止めるのです。
大事なことは疑問を持ち続けること。好奇心はそれ自体に存在意義がある
アルベルト・アインシュタイン
これにも心理学が働いています。それは、「権威への服従原理」というものです。
成功者が成功への道を説く場合と、まだ成功していない人が説く場合だとどちらの言葉を信じますか。それは、勿論前者でしょう。
多数派の口コミと少数派の口コミどちらに信頼を置きますか。これも当然前者でしょう。
このように人間はなるべく不要な判断をする際に、本人の経験則や噂や統計に絶対的価値をおいて選択する思考回路の癖があります。これを心理学の認知バイアスと呼びます。傍観者効果とも似ています。
偏見のある社会の中で、落ち着いて自分の意見を主張できる人はとても少ない。さらにはほとんどの人は、そのような考えすらも持たない
アルベルト・アインシュタイン
以上から理解できるように「挑戦」という選択をする際、潜在意識が大きく判断を下しています。なので、潜在意識を変えなくては人間は変化しないのです。
それでは最後に、飽和する業界で勝ち残る思考を教えます。
飽和する業界で勝ち残る思考
結論から言うと、飽和する業界で勝ち残るには辞めないことです。
精神論かと思われますがちですが、様々な心理トリックが働いています。冒頭で、今更副業に手を出してもレッドオーシャンと説明しました。
「なーんだじゃあもう無理か」
ここで、殆どの挑戦者が削れました。
3~6ヶ月後、
「やっぱり稼げないじゃん!」「他の市場に手を出そう」
更に挑戦者が削れました。
残るは「力を持ち知名度のある人」と「辞めない人」です。
では前者はどうでしょうか。
知名度があるので、勿論視聴者の期待値も高いです。
『知名度=面白い』という式が脳で働くわけです。このバランスが崩れると再生回数は減ります。投稿者は別の業界にも手を出しているので痛くもかゆくもありません。むしろ、そこにプラットフォームを置いていない場合が多いです。
では後者はどうでしょうか。
知名度がないので、初めは視聴者は少ないでしょう。しかし、圧倒的不利な状況でもジワジワと伸びる可能性が高いです。心理学にアンダードッグ効果というものがあります。これは、弱い立場の人がいたら応援したくなる効果のことです。
「知名度が低いけど面白い」と、バランスがプラスに働きます。ようするに、期待値を超えてくるのです。また勝ち残るには同じジャンルでも、他とは一風違った「独自性=価値」が必要です。
万人受けする王道を進んでもなかなか伸びません。
成功者になろうとするな。価値のある人間になれ
アルベルト・アインシュタイン
挑戦し続ける過程で何度も失敗して見つけてください。幾度となく失敗した戦略から、また新たな仮説を立てて戦略を練らなければなりません。
「辞めたら試合終了です。」「辞めなければ、勝ち残ります」
「失敗=価値」のある日を繰り返し、思考の変化を辞めてはいけません。
つまるところ、
飽和する業界で勝ち残る思考です。
私は賢いのではない。問題と長く付き合っているだけだ
アルベルト・アインシュタイン
まとめ
飽和する業界で勝ち残る方法
- 他にはない、独自性を持つ。
- 戦略を練って失敗して、戦力をまた練るを繰り返す。
- 一貫して辞めない、応援している人の存在を知る。
以上でまとめとさせて頂きます。
今回の思考が参考になれれば幸いです。それでは、最後までご覧くださりありがとうございました。
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